屈折する星屑エセー

世はさだめなきこそ いみじけれ

「毛布頂上作戦」米軍毛布は羽毛の上!

◆毛布は羽毛布団の「上」に掛ける

毛布と羽毛布団は、寒い冬の強い味方です。でも、その使い方によっては、あまり暖かく眠れないこともあります。
羽毛は体温で暖められると膨らんで、保温性を発揮します。ところが、体と羽毛布団の間に毛布があると、羽毛が十分に膨らまず、保温性が落ちてしまいます。そこで、羽毛布団を内側に、その上に毛布を掛けると、暖かく眠ることができます。
また、体の熱は上からだけでなく、下からも逃げていきます。敷布団の上に毛布を敷いて眠るとそれが防げることができ、保温効果が高まります。
ただし、毛布の素材は要チェックです。ウールやカシミアなどの動物性の天然素材でできている毛布は、体から発散される汗を吸い取り発散する働きがあるので、あまり問題になりません。
しかし、多くの人が使っている化学繊維の毛布は、吸湿・放散の効果が弱いので、寝床の中に湿気がたまりやすくなります。そのため、かえって体の熱を奪ったり、ムレて不快に感じたりすることもあるので、注意が必要です。

坪田 聡(医師)「毛布をかけるのは布団の上?下?正しい使い方」『AllAbout』1/3(木) 20:45毛布をかけるのは布団の上?下?正しい使い方(All About) - Yahoo!ニュース

毛布を密着させないの!?

衝撃的な真実。

価値観が一気に崩される気分だ。新常識の与えた私への影響は計り知れない。

おかげさまで冬の間の布団は毛布が一番下という全世界の常識(だと思っていた)が覆され、毛布は一番上というガリレオ的展開に足元から震えあがる、こともなくぬくぬくとした快適な睡眠生活を手に入れてしまった。

生まれてこのかた毛布にくるまれて4半世紀以上生きてきた私は無知だった自分に直面し恥ずかしさのあまり顔を覆いたい気分である。しかし顔を隠すのは毛布ではない。羽毛布団に世代が交代してしまったのだ。

 毛布頂上作戦

今回は実際に決行した「毛布頂上作戦」の簡単な報告をしたい。

この数年間まことしやかにささやかれていた毛布一番上説。今までは半信半疑であり、友人などのちょっとした会話のネタに使われるくらいだった。「本当は毛布が一番上があったかいらしいよ。」「へー、そうなん」程度でこの話題は春が来るとともに消えていった。

オペレーション始動 

転機は今年訪れた。妻が実際にやってみようと言い出したのである。

我が家での寝具階層構造の変化は以下の通り。

      見知った天井

        

       毛布(実家から持ってきた花柄のもの←ダサい)

     薄手の掛布団(西川の軽くていい感じのやつ)

      羽毛布団(無印良品 グレー羽毛掛ふとん・二層)        

       人間

      敷き毛布(化学繊維)

     敷布団(キャメル敷きパッド 側生地:綿100% 中綿:キャメル100%)

     マットレス(男の高反発Z 極厚10cm 消臭効果 竹炭入 220N ))

        畳 

検証第1弾

ただ単純に毛布と羽毛布団の位置を入れ替えただけであるが、検証のためこの順序で寝てみることにした。

ちなみに私の就寝時の恰好はTシャツとパンツだけである。夏も冬もパジャマは身に着けない。自分が一番寝心地のよいスタイルを模索するうちいつの間にかこうなった。(この欧米人まがいの習慣のせいで冬キャンプでの寝袋の中も肌着だけだった。もちろんガチガチに凍えたのは言うまでもない)

さて、室温は10度を切っている。部屋着を脱いだ私はいざ羽毛布団に入った。

「ヒエッ!」

布団が冷たい。。ピチッと肌に冷感がくっつく。そこで私は毛布の偉大さに気付いた。肌触りのよさが毛布の最大の利点であることに。

しかし、時間が経つにつれ自分の体温が布団全体を暖かくしていくのがわかる。最上階にある毛布の重みがふわふわして安定しない羽毛布団の固定に役立っている。これなら何度寝返りを打っても身も心もあったまること受け合いだ。そんなことを考えていたら寝てしまった。

朝。

たいへん気持ちのよい睡眠をありがとう最上階の毛布よ。しかし同時にやってくる外界への恐怖。Tシャツパンツ姿で冬の空間に飛び出ていかなければならない。布団が余計にあったかかったばっかりにその反動も激しい。

メリット

・意外と寒くない。むしろ暖かい

・羽毛布団が逃げていかない

・朝の寝汗が気にならない

・肌触りがサラっとしている

デメリット

・布団に入る瞬間冷たい

・最上階の景観に耐えうる毛布の柄に制限される

検証第2弾

今夜は引用記事の中にある毛布の素材について検証することにした。

今回は最上階毛布ではなく地下1階の敷毛布を替えてみようと思う。この検証にあたり導入した新兵器がこれだ。

米軍毛布

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記事中には化繊よりもウールやカシミヤなどの天然素材が吸湿放散効果に優れ保温効機能が高いとある。某オークションから入手したこの軍隊毛布の素材はこのようになっている。

ウール80%

その他20% 

申し分ないスペックである。面積は広く、一般的な毛布よりも薄くて軽い。軍隊払下げのため、過酷な環境を想定して生産されたのだろう。かなり期待が持てる。今夜はこのラインナップで睡魔に負けてみようと思う。では装備おさらい。

      見知った天井

        

       毛布(実家から持ってきた花柄のもの←ダサい)

     薄手の掛布団(西川の軽くていい感じのやつ)

      羽毛布団(無印良品 グレー羽毛掛ふとん・二層)        

       人間

      米軍毛布(ウール80%)

     敷布団(キャメル敷きパッド 側生地:綿100% 中綿:キャメル100%)

     マットレス(男の高反発Z 極厚10cm 消臭効果 竹炭入 220N ))

       畳  

こう、並べていると思いがけない発見をしてしまった。私を中心に地下2階から地上2階までの天然素材を元の姿に戻してあげると

          

          鳥

         人間(男性)

          羊

         ラクダ

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出典:【楽天市場】キャメル敷きパッド シングルサイズ(100×200cm)≪送料無料≫天然屋 山繊 モンゴル フタコブラクダ 敷き布団 敷パッド キャメル布団 毛羽 天然繊維 洗える 国産 日本製:抱かれ枕の眠り製作所

というブレーメンの音楽隊もびっくりな組体操をしているのが判明した。動物たちに挟まれて寝る2019年の年初め。北海道の偉大な国王に表彰されんばかりの構成である。

そんなアホな話はさておき検証結果である。

メリット

・睡眠の質は申し分なし

・朝方のべたつきなど寝汗による不快感はより少ない

・それはもう大変熱い

デメリット

・ウールが若干ゴワゴワしている→Tシャツパンツスタイルよりパジャマ派の方がおススメ

・なんとなく外国のにおいがする

以上の検証結果を妻に伝えたところ、その晩から私の米軍毛布は徴集され、妻の敷毛布になってしまった。さらにベッドメイキングまで手伝わされる始末。さて、翌朝の感想はいかに・・・

朝。

開口一番、妻はつぶやいた。

「・・・なんか白人のニオイがする」

何をもって白人のニオイなのかわからないが、確かに毛布からは元来日本ではあまり嗅げないにおいがしている。米軍のにおいなのかもしれない。しかし、極度の寒がりの妻が「毛布頂上決戦」で寒さを感じなかったのがオペレーションの成功を示唆している。米軍のムキムキお兄さんたちに包まれる夢を見たのだろうか。

 

毛布頂上決戦・報告書

・寒がり屋は一度は試す価値あり

・ウール、羽毛は天然素材率高めを買え

・軍隊毛布はコスパ最強!

 

item.rakuten.co.jp