屈折する星屑エセー

世はさだめなきこそ いみじけれ

BESS 『程々の家 倭様』仮の宿り建設計画! 〜BESSと契約編〜

時々、進捗状況を報告しております新築計画シリーズ。

www.ladystardust.space

前回はいろんな書類を時系列的にまとめてみました。

そして今回はいよいよBESSとの請負契約です。

 

5月中旬

さて、この日はBESSとの正式な契約のため展示場へ。

GW中に結んだ契約は土地の売買についてであって、この時点ではBESSとの間にはなんの契約もしておりません。そう、今ならやっぱりマンションにする!!という翻意もまだ間に合います。土地の手付金を放棄すればね、100万近いカネを放棄できるのならね!

事実、筆者の両親は手付金を捨ててもいいからもっと安い土地を探せ!と言ってきましたが筆者のカミさんは

ウチにはそんな大金を捨てる余裕がねぇ!!!

と遺憾の意を唱えまして、今の土地で無事BESSと契約する運びになりました。

 

さて、この契約を結ぶことでBESS側はひとまず安心することができるでしょう。

その契約ですが

甲(星の屑夫妻)は乙(BESS)に対して工事を委託します。

という建設の実行を申し込むものであってまだ細かい金額は確定しておりません。

大変砕けた言い方をするなら

私はあなたにウチの家を建ててもらうからよろしく!

オッケー☆

じゃ、約束だよ!

という具合ですね。具体的な工事の細かい中身(基礎の補強、コンセントの位置、空調などなど)は今後詰めていきますので価格は変動します。

f:id:xray-stardust:20190528215334j:plain

こちらが契約書です。シンプルな表紙の紙の集合体ではないですね。

人生賭けられるか筆者の覚悟を試している。まさにこの冊子は研ぎ澄まされた刃物。

35年もの長い間、筆者は刃物が突き刺さった体で生きていかなければなりません。

 

まぁいざという時は筆者が早死にしたらいいだけであって、

契約書で締結したものはこちら。

  • 工事請負契約
  • 完成保証
  • 瑕疵保証
  • 地盤保証制度保証

以上の約款で構成されています。

この約款を読み合わせます。ここで非常に興味深いのが一級建築士の先生も同席して建築に関する重要事項説明書を解説してくれる点です。

なんと初めてお会いしました建築士の先生。この方が我々のわがままを図面に起こしてくださるデスクの魔術師です。

といっても星の屑夫妻はほぼオリジナルで建ててもらうので大幅な設計の変更はありません。先生の手を煩わせない、優しい星の屑夫婦。

この後、実印をポンポンっと押して契約が完了しました。

ざっとここまで2時間強。

筆者は法学部出身のため契約書の日本語の渦には耐えられましたが、妻は土地の売買契約の時と同じく目を開けたまま寝ておりました。

 

この後は住宅ローンの最後の申し込み書類を作りまして帰宅。

朝出発して帰宅するまで6時間はかかっております(移動と昼食時間含む)。さすが人生最大の買い物です。契約だけでもえらい時間がかかりますね。

f:id:xray-stardust:20190528220405j:plain

そして2019年も5ヶ月が過ぎようとしていますが、カレンダーをもらいました。職場に飾ります。

 

今回、契約をするうえで面白い話を聞きました。

10年ほど前、世間を揺るがした姉歯事件。みなさん記憶にあると思います。

姉歯建築士が起こした耐震偽装問題。

ja.wikipedia.org

この事件をきっかけに法律が改正され、厳格化された建築基準法。

この姉歯事件が結果的に建築の安全基準を一気に引き上げたというのです。

裏を返すと姉歯さんに工事を頼んだ施工主さん(およびマンションの住人の人たち)はかわいそうな目に合いましたけど、筆者のような法改正後に家を建てようとしている人間にとっては十分に恩恵を受けている。

つまり姉歯さんは建築業界のヒーローではないかと思っています。

(裁判の結果、彼一人が実刑を受けましたが全容は解明されてないらしいです)

彼のおかげで手抜き工事ができない仕組みが何重にも仕掛けられるようになり、変な話姉歯事件には大変感謝しているところです。工程ごとに入る現場での検査ですとか、ハウスメーカーが加入する保険、さらにその保険会社が加入する保険、住宅ローン会社が行う施工の検査などなどです。

彼(ら)の行った不法行為は褒められるものでは決してありません。まさに災害。

しかしその災害のおかげで事件後の建築物はズルができなくなっており頑強になっている。上記しました建築士による重要事項説明もこの事件からだそうです。

 

確かに、工務店の気持ちひとつで手抜きがやりやすかった旧法だと筆者のような門外漢は現場で何がされているのか何もわかりません。業界の人間ではないし、その土地に長くいるわけでもない。工務店の評判が何もわからない状態で35年のローンを組まされる身としては、やはり姉歯さんは地震大国に現れた救世主なのではないかと思わざるを得ないのですね。

 

今回は一体何の話だと思われるでしょうが、BESSとの契約が無事に終わりましたという報告でした。

しかし問題の住宅ローンです。これが通らなければ土地も建物も契約したのが全部パーになります。地元銀行に断られたローン、果たして融資をもらえるのか!?

 ありがとう姉歯元建築士、そして黒幕のみなさん!