屈折する星屑エセー

本職は医療従事者ですが雑記帳として綴ります。

1000円カットVSもみあげ 終着点はテクノカットか。

髪の毛を手入れするということは身だしなみを整えるという社会生活を送る上で大変重要な意味を持つ。さらに現代においては、その人となりを表す大切な自己表現のためのツールともなっている。

サラリーマンは好印象を与えるために清潔感を出す。学生は校則に違反しないように前髪耳元襟足などを短くする。独裁国家の若きリーダーは刈り上げにし、巷のおばさんは頭を紫にする。

 

して、筆者は身だしなみさえ整っていれば良いという観点から1000円カットをいつも利用する。(正確には消費税込み1080円である)

なぜなら筆者には1000円カットで十分事足りるからだ。これは常々言っていることなのだが、情報誌に載っているようなサロンに行き意識高いヘアスタイルにしてもらったとする。

しかし、それはモテるのか?

と問いたい。身だしなみを整える他に散髪の意味があるとすれば、スタイリングもカラーも含めオシャレボーイになることである。オシャンになったその先に何があるのか。

 

異性である。

 

つまり異性の目をひくこと。平たく言うなら“モテる”ということだ。高いサロンに行きモテるのであれば私はカットに4000円どころか4万円払ったっていいとさえ思っている。

ところが現実はどうだ。4,5千円払って芸能人に寄せた髪型にしてもらったところで結果は、まぁご想像にお任せするがつまりはそういうことだ。

モテはしないが1000円カットでも結婚できたからいいのだ。

つまり自身の中でカットとは整髪という意味合いでしかない。他人に不快感を与えないそれだけの意味である。

それゆえ私は1000円カットで十分だと思っている。

以上のようなポリシーから1000円カットのヘヴィユーザーなのである。

 

が、この頃由々しき問題が生じている。

カット後のもみあげである。

以前もみあげ考ということで以下のような記事を投稿した。

www.ladystardust.space

この記事の因果だろうか、カットして2週間ばかり経つともみあげが顔に対して直立してくるのだ。

筆者はクセ毛なので毛が伸びるとハネだすのだが、もみあげだけハネの勢いが違う。明らかに重力に逆らっている。これは間違いなくもみあげは自然ではない。

頭頂部の毛が直毛ならアホ毛と見なされ可愛らしさもあるのかもしれないが、もみあげだけアホになってもこれは本当のアホだ。

 

もみあげの反乱の原因を考えるに、1000円カットのもみあげは自然スタイルが自分にはあっていないということだ。

つまり、もみあげの毛の量が自然レベルでは筆者には多すぎるという理由である。

 

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このもみあげレジスタンスを制圧するために筆者が考えた戦略は

もみあげ殲滅作戦

である。

もみあげを自然どころか無きものにしてしまえという至極真っ当な結論である。

ペンペン草も生えない更地にしてしまえばこの問題からも解放される。

そのためにはどういうヘアスタイルにするか。

丸坊主やツーブロック的な刈り上げは似合わないので不採用としたい。いくら異性にモテなくても自分が似合わないと思う髪型にはしたくないのだ。

そこで出た結論が

テクノカット

だ。 

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Photo by Nathan Fertig on Unsplash

テクノカットならもみあげは剃り落とされているし頭頂部の髪も残っている。時代錯誤と言われようとテクノカットにする。この決意は変わらない。

 

これを妻に伝えると「毎朝もみあげを描いてあげよう」と言っていたがこれはこれでアホ丸出しなのでやめていただく。

 

さて、テクノカットにするには1000円カットではおそらく求めている像が相互に異なるだろうし所用時間的に嫌な顔をされるだろう。

互いに不快な思いをするくらいならと普通のサロンに行くことにした。

そう、この瞬間筆者はカットにおいて合理性よりもみあげの動乱鎮圧を優先したのだ。

 

ホットペッパーで居酒屋以外の予約をするのは何年振りなんだろうか。

ヘアサロンこそ何年振りに行くだろう。もうドキドキする。

三十路を越えたおじさんなのに。

職場の近くのサロンに向かい、緊張の面持ちで

「テクノカットにしてください」

と伝えると美容師さんの方が動揺してしまって

「え、テクノっすか!?テクノカット・・・」

ここで筆者も焦りだす。

(テクノカットって今みんなしてる松田翔太みたいなやつじゃないの?なんでこの人こんなに慌ててんだ?アレか、テクノにもハードとかソフトとかあるのか?ハードテクノはコシノジュンコみたいなカリアゲ君か?いや、バリカンはやめてくれ)

などと混乱していると美容師さんがスマホを出してきて

「テクノっていったらこんな感じですよ」

と見せられた画面にいたのは

 

オードリー春日

 

だった。

これは嫌ですと即断したのは言うまでもない。

オードリー春日はテクノカットの代名詞になっているのだ。

今の日本でテクノカットを一人で背負っているのは春日氏ということがわかった。

彼は芸人やボディビルもやりつつ日本の美容界も代表しているすごい人なんだと実感した。

 

結局出来た仕上がりはいつもより多少オシャレな感じになっただけであった。

まぁ、もみあげも少ないし前髪長めで超ソフトテクノと言えなくもない。

また次回行ってもいいかな。

 

以上オチなし!

1000円カットからホットペッパーサロンに鞍替えした話でした。